こんにちは、青鮫です。
近年、ラピッドトリガー機能付きゲーミングキーボードが販売され、eSports業界でもかなり話題になっています。
以前はアクチュエーションポイントの短いキーボードが話題になっていましたが、キーを放した時の反応速度が変わらないのが勇逸の欠点でした。しかし、ラピッドトリガー機能が追加されてから、より正確な操作もできるようになりました。
そこで、今回の記事では、ラピッドトリガー機能付きのゲーミングキーボードを7選ほどご紹介していきたいと思います。
ラピッドトリガー機能付きゲーミングキーボードは従来のキーボードと比べてかなり操作感が変わる!
ゲーミングキーボードを選ぶポイント
ゲーミングキーボードは、その名の通りゲームに特化したキーボードのことを言います。反応速度、キーボードのサイズ、そしてキーボードに付属する機能が市販で販売されているようなキーボードとは大きく異なります。
例えば、「メカニカルキーボード」と呼ばれるゲーミングキーボードには「軸」と呼ばれるスイッチが搭載されており、「赤軸」、「青軸」、「茶軸」、「黒軸」、「銀軸」といったように様々な「軸」の種類が存在しています。なかには、「オプティメカニカルスイッチ」や「緑軸」などといったメーカー独自の「軸」が搭載されたゲーミングキーボードも販売されております。
「LoL」で他のプレイヤーより優位にプレイするのにおすすめなキーボードは長時間使用しても疲れないような軽いタイプの軸を選ぶことです。
キースイッチ「軸」から選ぶ
ゲーミングキーボードには、軸と呼ばれるキースイッチが搭載されております。その「軸」によって反応速度や打鍵感、打鍵音などが大きく変わってきます。
キースイッチ「軸」については以下の表にまとめました。※画像引用:CHERRY MX
各キースイッチ「軸」の違い | ||
画像 | キースイッチ「軸」 | 説明(特徴) |
赤軸:CHERRY MX RED | 滑らかな打鍵感、クリック感が無く静音性が高い。 | |
青軸:CHERRY MX BLUE | クリッキーな打鍵感で、カチカチと大きな音が出る | |
茶軸:CHERRY MX BROWN | 打鍵感は重く、若干のクリック感、音は割と大きめ | |
黒軸:CHERRY MX BLACK | 打鍵感が重い、赤軸に近い | |
銀軸:CHERRY MX SPEED SILVER | 入力反応がとても速い |
以上の表は、CHERRY MXの軸でこれ以外も「緑軸」、「オプティメカニカルスイッチ」、「静電容量無接点」など様々なものがあります。
サイズからキーボードを選ぶ
最近の多くのゲーミングキーボードはキーボードのサイズが小さめに製造されており、「100%キーボード」、「80%キーボード」、「60%キーボード」などといった種類のゲーミングキーボードが販売されています。
・キーボードのサイズの例※画像引用:Amazon
画像 | サイズ | 説明 |
100%(フルサイズ) | テンキーとファンクションキーが使用可能。高面積で場所を取り、持ち運びには不向き | |
80%「TKL(テンキーレス)」 | テンキーが無く、ファンクションキーは使用可能。コンパクトで持ち運び可能。 | |
65%キーボード | TKLキーの一部が使用可能、ファンクションキー、テンキーが使用不可。コンパクトで持ち運び可能 | |
60%キーボード | ファンクションキー、テンキーが使用不可。非常にコンパクトで持ち運びしやすい。 |
アクチュエーションポイント(Actuation Point)の短いキーボードを選ぶ
アクチュエーションポイント(Actuation Point)とは、キーボードを押してから反応するまでの距離を言います。この距離が短ければ短いほど反応速度が速くなります。アクチュエーションポイントは早ければゲームで優位に戦うことができますが、その反面普段使いになれないなどといったデメリットがあります。
アクチュエーションポイントが短いキーボードのメリット
アクチュエーションポイントが短いことで、キーボードの入力するまでの時間が短縮され、とっさの建築や、編集のスピードが速くなります。また、敵との交戦で、移動やスキルの使用、キャラクターコントロールなどが敵よりも優位に立つことができます。
・アクチュエーションポイントのイメージ図。※画像引用:Razer
アクチュエーションポイントが短いキーボードのデメリット
アクチュエーションポイントが短いことで、チャットなどを利用する際に誤字が多くなってしまったり、編集ミスや誤射などが増えてしまう可能性があります。
しかし、そこに関してはキーボードの慣れで解消すると思います。
ラピッドトリガー(Rapid Trigger)機能付きのキーボードを選ぶ
最近のゲーミングキーボードには、ラピッドトリガー(Rapid Trigger)と呼ばれる機能が追加されています。この機能は、キーボードの入力のオン、オフを高速に行うことができる機能で、キー入力を行った瞬間にオンになり、キーボードから指を離した瞬間にオフになる機能です。
FPSをプレイする方向けの機能で、LoLでは、あまり効果を感じられるわけではなさそうです。FPSをプレイする方は、是非この機能が搭載されたゲーミングキーボードを購入しても良いかもしれません。
・一般的なキースイッチのイメージ図。※画像引用:Razer
・ラピッドトリガー機能有効時のイメージ図。※画像引用:Razer
キルスイッチ(Kill Switch)機能付きのキーボードを選ぶ
2023/12/4現在は、「東プレ REALFORCE GX1」のみ搭載されている機能ですが、人によってはこちらの機能が付いたキーボードをおすすめできる場合があります。
キルスイッチ(Kill Switch)機能は、逆キーストッピング時に最初に押していたキー入力を瞬時に無効化できる機能です。
FPSをプレイする方は有ったほうが良い機能ですが、LoLでは、あまり必要のない機能です。FPSをプレイする方はキルスイッチ機能の搭載されているゲーミングキーボードを選んでも良いでしょう。
・Kill Switch機能有効時のイメージ図※画像引用:Realforce
おすすめゲーミングキーボード11選
Wooting 60HE
価格:47,800円 評価:
※2023/02/29現在の情報商品の詳細 | |
ブランド | Wooting |
接続技術 | USB-C |
キーの数 | 60 |
SteelSeries Apex Pro TKL (2023)
価格:29,482円 評価:
※2023/02/29現在の情報商品の詳細 | |
ブランド | SteelSeries |
サイズ | テンキーレス |
キースイッチ(軸) | OmniPoint 2.0 Adjustable HyperMagnetic |
接続技術 | USB-C |
キーの数 | 104 |
アクチュエーションポイント | 最短0.1mm |
ラピッドトリガー機能 | あり |
SteelSeries Apex Pro TKLはアクチュエーションポイントを最短0.1mmに設定可能で、Rapid Triggerモードも備え、0.54msの反応速度で驚異的な高速性を実現しています。
Rapid Triggerモードでは、スイッチを上げることで入力がリセットされます。また、アクチュエーションポイントは0.1mmから4.0mmまで0.1mm単位で調整可能で、有機ELスマートディスプレイによりアプリやゲームからの通知表示が可能で、直接アクチュエーションポイントの調整も行えます。
DrunkDeer A75
価格:16,800円 評価: ※2024/02/29現在の情報
商品の詳細 | |
ブランド | DrunkDeer |
サイズ | 75% |
キースイッチ(軸) | 磁気スイッチ |
接続技術 | USB |
キーの数 | 82 |
アクチュエーションポイント | 最短0.4mm |
ラピッドトリガー機能 | あり |
ラピッドトリガー機能付きゲーミングの中で一番低価格なゲーミングキーボードといっても良いでしょう。テンキーレスでスペースも取らず、シンプルな見た目なのでゲームに集中することができます。
Razer Huntsman V3 Pro TKL
価格:32,980円 評価: ※2023/02/29現在の情報
商品の詳細 | |
ブランド | Razer |
サイズ | テンキーレス |
キースイッチ(軸) | 第 2 世代 RAZER アナログオプティカルスイッチ |
接続技術 | USB-A |
キーの数 | 87 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~4.0mm |
ラピッドトリガー機能 | あり |
Huntsman V3 Pro TKLは、ラピッドトリガーモードと最先端のアナログオプティカルスイッチを搭載したゲーミングキーボードです。
第2世代のRAZERアナログオプティカルスイッチは超高速連打が可能で、アクチュエーションポイントの微調整も可能です。
ラピッドトリガーモードは通常のキーボードよりも高速なキー連打を実現し、指をわずかにはなすだけでキーをリセットできます。
アクチュエーションは0.1~4.0 mmの範囲で調整可能で、押下圧は40Gで素早い操作が可能です。
REALFORCE GX1 静音 TKL
価格:¥37,000円 評価: ※2023/02/29現在の情報
商品の詳細 | |
ブランド | REALFORCE |
サイズ | テンキーレス |
キースイッチ(軸) | 静電容量無接点方式スイッチ |
接続技術 | USB-A |
キーの数 | 91 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~3.0mm |
ラピッドトリガー機能 | あり |
REALFORCEのGX1キーボードは、静電容量無接点方式を採用し、独自の打ち心地で好評を得ています。
独自のキルスイッチ機能が搭載されていて、ストッピング時の入力に効果を発揮します。
静音スイッチを採用し、打鍵音が静かなのが特徴です。
CORSAIR K70 MAX RGB
価格:¥31,327円 評価: ※2023/02/29現在の情報
商品の詳細 | |
ブランド | CORSAIR |
サイズ | フルサイズ |
キースイッチ(軸) | CORSAIR MGX スイッチ |
接続技術 | USB-A |
キーの数 | 108 |
アクチュエーションポイント | 0.4mm |
ラピッドトリガー機能 | あり |
CORSAIR K70 MAX RGBは、調整可能な磁気メカニカルスイッチが搭載されていて、各キーのアクチュエーション距離を0.4mmから3.6mmまで、0.1mm刻みで設定できます。
デュアルポイントアクチュエーションを使用することで、1つのキープレスで2つの個別のアクションを割り当て、ワンツーコンボを瞬時に実行できます。CORSAIR AXONハイパープロセシングテクノロジーにより、最大8倍高速なPCへの入力処理・転送が可能となっています。
Elecom custom VK600A
価格:¥22,980円 評価: ※2023/02/29現在の情報
商品の詳細 | |
ブランド | エレコム |
サイズ | 65% |
キースイッチ(軸) | 磁気スイッチ |
接続技術 | USB |
キーの数 | 71 |
アクチュエーションポイント | 0.1mm |
ラピッドトリガー機能 | あり |
ラピッドトリガー機能付きゲーミングキーボードの中では2万円台と比較的安いのが特徴です。65%キーボードでスペースを取らずコンパクトなサイズです。
他のデバイスに関する記事
ほかにもいくつか執筆しています。よろしければ、そちらもご覧ください。
まとめ
今回の記事では、デバイスに関する記事を7選ほど紹介させていただきました。ラピッドトリガー機能付きゲーミングキーボードはキーを放した時の反応が従来のゲーミングキーボードよりも早いため、より正確に信号の処理をすることが可能なので敵よりも優位に動くことが可能です。
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