VALORANT(ヴァロラント)は、競技性の高いゲームでプロゲーマーが活躍するタイトルのFPSゲームの一つです。
プロゲーマーと呼ばれる人たちも、勝率を最大限上げるためにゲーミングキーボードを使用しています。
VALORANTをより優位にプレイしたいのであれば、より反応速度の速いゲーミングキーボードを購入することをお勧めします。
最近では、ラピッドトリガー機能が付いたゲーミングキーボードも発売されてきているので、この機会にゲーミングキーボードを購入するのも良いかもしれません。
そこで、今回の記事では、「VALORANT」のおすすめゲーミングキーボードを9選ほど紹介したいと思います。

自分に合ったゲーミングキーボードを見つけることによって勝率が上がるよ!
ゲーミングキーボードを選ぶポイント

ゲーミングキーボードは、その名の通りゲームに特化したキーボードで打鍵感(押し心地)、反応速度、キーボードのサイズ、機能などが普通の市販で売られている一般的なキーボードとは大きく違います。
例えば、メカニカルキーボードと呼ばれる種類のゲーミングキーボードには「軸」と呼ばれるスイッチが搭載されていて、「赤軸」、「青軸」、「茶軸」、「黒軸」、「銀軸」だったりさらにはオプティメカニカルスイッチなどメーカー独自の「軸」が搭載されたキーボードが販売されているのが特徴です。
Valorantで優位に戦闘するのにおすすめなキーボードは「アクチュエーションポイント」と呼ばれるキーボードを押してから反応するまでの長さが短いゲーミングキーボードがおすすめです。
最近のゲーミングキーボードは、このアクチュエーションポイントを最短0.1mm単位で設定できるものも販売されています。
さらに、最近ではラピッドトリガー(Rapid trigger)機能が搭載されているゲーミングキーボードも販売されております。
ラピッドトリガー機能とは、押したキーを放したときにすぐにキー入力を無効化してくれる機能で、VALORANTのストッピングがかなり良くなります。

ゲーミングキーボードを選ぶポイントとしてラピッドトリガー機能が搭載されているゲーミングキーボードがおすすめ!
キータイプから選ぶ

VALORANTにおけるゲーミングキーボードの選び方1つ目は、キータイプから選ぶというものです。
キーボードには「メンブレン式」、「パンタグラフ式」、「メカニカルスイッチ式」、「静電容量無接点式」の4つの種類が存在しております。
それぞれ、特徴があり場面によっては「使いにくい」、「使いやすい」などが人によって分かれてしまうのでキータイプは重要視したほうが良いです。

ゲームをプレイするのであれば「メカニカルスイッチ」と「静電容量無接点式」のキーボードがおすすめ!
メンブレン式キーボードの特徴
メンブレン式キーボードは、キーボード全体に1つのシート(基板)を使用し、すべてのキーをカバーするタイプのキーボードです。
通常、キーを押し下げた際にはラバードーム(ゴム)が使われており、そのため打鍵感はゴム特有のものとなります。
一般的には広く普及しており、比較的安価で製造が可能です。
ただし、このタイプのキーボードではキーをしっかりと中央部分まで押し込むタイピングが求められます。
また、長期間使用するとゴムが劣化し、打鍵感が悪くなることがあります。そのため、長期間同じキーボードを使用したいユーザーには向いていない場合があります。

メンブレンキーボードは機能性も良くないのでゲームには向いてないかも…
- 低コストで製造可能:シリコンメンブレン(薄いシート状の層)と簡素な構造のため、安価に生産でき、普及品や業務用キーボードに多い。
- 静音性と防水性に優れる:キーストロークが浅く、打鍵音が小さめ。また、メンブレン層で内部を覆うため、埃や液体の侵入に強い。
- 打鍵感がフラットで反発力が弱い:機械式キーボードのようなクリック感やタクタイルフィードバックはなく、長時間のタイピングでは疲れやすい場合がある。
補足:耐久性は機械式に劣る傾向がありますが、軽量で薄型設計に向くため、ノートPCや簡易キーボードに採用されやすいです。
パンタグラフ式キーボードの特徴
パンタグラフ式キーボードは、メンブレン式に加えてひし形のパンタグラフ機構が使われているタイプのキーボードです。
この機構により、キーの支持構造が増えており、タイピングがよりしやすくなっています。
パンタグラフ式のキーボードは、軽いタッチでもキーがしっかりと沈み、キー全体が傾かずに入力が可能です。
そのため、中心部以外を押し込んでも快適にタイピングできるメリットがあります。
一般的には、ノートパソコンの薄型キーボードに近いイメージです。

タイピングのしやすさは良いのだけどもゲームには向いてないかも…
- 薄型・軽量でコンパクト:パンタグラフ機構(X字型の支持構造)により、キーストローク(押し込み深さ)が浅く、全体の厚みを抑えられる。ノートPCや超薄型キーボードに多い。
- 静音性に優れる:メンブレン式と比べても打鍵音が小さめで、オフィスや共有スペースでの使用に向く。
- 打鍵感が均一で軽い:キー全体を均一に押せる設計のため、浅いストロークでも入力しやすい。ただし、反発力が弱く「フワッ」とした感触のため、長時間のタイピングには疲れを感じる場合も。
メカニカル式キーボードの特徴
メカニカル式キーボードは、各キーが独立して作動するタイプのキーボードです。
これにより耐久性やカスタマイズ性に優れていますが、複雑な構造から価格が高くなることがあります。
キーボードのスイッチには、例えば「青軸」や「赤軸」といった機械軸が使われており、これによって入力時の手応えやタイピング音が異なります。
この特性を理解することで、自分好みにキーボードをカスタマイズすることも可能ですが、カスタマイズには一定の知識や技量が求められます。
メカニカル式キーボードは、上級者向けとされることが多く、愛用者にはその特有の打鍵感やカスタマイズの楽しさが魅力となっています。

VALORANTを最適にプレイするならメカニカル式キーボードがおすすめ!
- 高耐久性でカスタマイズ性が高い:個別のスイッチ(Cherry MX、Gateron、Razer製など)を採用しており、1キーあたりの寿命が5,000万~1億回と長い。
- 明確な打鍵感と反応速度の速さ:スイッチの種類(赤軸/青軸/茶軸など)によって、クリック感(青軸)、タクタイル感(茶軸)、直線的な押し心地(赤軸)など、多様なフィードバックが得られる。入力の反応が速く、ゲームや高速タイピングに適している。
- 高価だが高品質:構造が複雑なため5,000円~3万円以上と高額だが、打鍵の快適性や耐久性で優れる。自作キーボードやゲーミングキーボードとして人気。
静電容量無接点式キーボードの特徴
静電容量無接点方式キーボードは、各キーが独立して機能するタイプのキーボードです。
このキーボードは、スイッチを押す際の静電気を感知して入力するため、従来のキーボードでよく見られる「底打ち」をする必要がありません。
これにより、タイピング時の底打ち音を抑えることができ、通常よりも静かなタイピングが可能です。
また、パーツの数が少ないためキーが劣化しにくく、チャタリング(連続反応)も起こりにくいのが特徴です。
静電容量無接点方式キーボードは、特にキーボードを頻繁に使用するオフィスワーカーや、オフィス周りの静かな環境を求めるユーザーにおすすめです。

ゲーミング性能は低いけどキーボード自体の性能が高く、特にタイピングが快適になるからオフィスワーカーやプログラマーなどにおすすめ!
- 超高耐久性&高精度な入力:物理的な接点がないため、摩擦や摩耗が極めて少なく、スイッチの寿命が5,000万~1億回以上(メカニカル式を上回る場合も)。静電容量の変化を検知する仕組みのため、誤入力が少なく、確実なキー反応が得られる。
- 独特な打鍵感とカスタマイズ性:スイッチの反発力が滑らか(バネのような弾む感触)で、長時間のタイピングでも疲れにくい。押し込み途中で反応(非接触)するため、軽いタッチで入力可能(例:Topreスイッチは45g~55gの圧力で作動)。キーキャップの交換が可能(ただし、メカニカル式ほど選択肢は多くない)。
- 高価格だが高級志向:構造が複雑なため2万円~10万円以上と、キーボードの中では最上位クラスの価格帯。業務用(プログラマー・ライター)やマニア向けに人気(例:Happy Hacking Keyboard, RealForce)。
キースイッチ(軸)から選ぶ
キースイッチ(軸)は通常、色で区別されており、それぞれの色によってタイピング音や打鍵感が異なります。
代表的なキースイッチ(軸)としてCHERRY社の「MXスイッチシリーズ」を例に挙げて、それぞれの軸の特徴を以下にまとめます。

軸の色によって打鍵感や打鍵音が異なるよ!
- 特徴: クリック感が強く、タイピング時には明確なクリック音がする。
- 用途: タイピングやタイピングのフィードバックを強調したい場合に適している。

青軸はクリック感を重視する人や、タイピング音を楽しみたい人に向いているよ。
- 特徴: クリック感が少なく、軽いタッチでキーを押せる。
- 用途: ゲームなどの高速なキー操作が求められる場合に人気があり、静かな操作を好む人にも適している。

赤軸は静かでスムーズな操作が求められる場合に向いているよ!
- 特徴: クリック感はあるが、青軸ほど強くはない。静かで快適なタイピングができる。
- 用途: タイピングとゲームの両方でバランスよく使いたい場合に適している。

茶軸は青軸と赤軸の中間ぐらい。
おすすめゲーミングキーボード9選
今回、紹介するおすすめキーボードは以下のようになります。

今話題のラピッドトリガー機能付きゲーミングキーボードを多く紹介しているよ!
Wooting 60HE+
Wooting 60HE+は、アナログスイッチを採用した高速ストッピングが可能な60%サイズのゲーミングキーボードです。ラピッドトリガー機能により、キーを離すとすぐに動作が停止し、アクチュエーションポイントを0.1mmから4.0mmまで調整可能です。
DKS設定では1つのキーに最大4つの機能を割り当て可能で、Mod Tap機能により1つのキーで2つの異なる入力が可能です。低遅延のタキオンモードやRGBライティング調整も備え、耐久性と高カスタマイズ性を兼ね備えたモダンなデザインのキーボードです。
Logicool G PRO X TKL
G PRO X TKLは、次世代の信頼性を誇るテンキーレスゲーミングキーボードで、LIGHTSPEEDワイヤレス技術を採用しています。
GX BrownタクタイルスイッチとデュアルショットPBTキーキャップを装備し、静かでスムーズな操作を実現しています。
SteelSeries Apex pro TKL
Wooting 60heが販売されるまではゲーミングキーボード史上最速といわれ、値段も3万円という高級キーボードです。右上に有機ELスマートディスプレイが搭載されており、好きな画像を表示させることもできます。
アクチュエーションポイントは0.2mmです。
Steelseries Apex Pro Mini
OmniPointスイッチ搭載の高速調節可能なゲーミングキーボード。レスポンスが11倍高速で、作動速度は従来のメカニカルキーボードの20倍。ラピッドトリガー技術により、キーの物理的な動作からのレイテンシーを排除。40キーごとの作動レベル設定で、WASDやアビリティキーを誤操作から保護。2-IN-1アクションキーで、同一キーに2つの異なるアクションをプログラム可能。アルミ製トッププレートで60%フォームファクタを採用し、取り外し可能なUSBケーブルを備える。
Huntsman V3 Pro TKL
「Huntsman V3 Pro Tenkeyless」は、最先端のアナログオプティカルスイッチを搭載したゲーミングキーボードで、ラピッドトリガーモードを特長としています。このキーボードは、アクチュエーションポイントを0.1mmから4.0mmまで自由に調整可能であり、プレイスタイルに合わせた感度設定が可能です。
さらに、40Gの軽い押下圧が優れた応答性を提供し、超高速の操作が可能です。これにより、FPSやTPSなどでの高いパフォーマンスを実現します。
Huntsman V3 Pro Mini
「Huntsman V3 Pro Mini」は、最先端のアナログオプティカルスイッチを搭載したeスポーツキーボードです。ラピッドトリガーモードで超高速な連打が可能で、アクチュエーションを0.1~4.0 mmで微調整できます。押下圧は40Gで、素早い反応性を提供。FPSやTPSでの競技に最適なパフォーマンスを実現します。
DrunkDeer G65
DrunkDeer磁気リニアスイッチを採用したANSIレイアウトのゲーミングキーボードは、超高速レスポンスを誇ります。
作動距離は0.2mmから3.8mmまで調整可能で、精度は0.1mmです。ラピッドトリガー機能により、0.1mmから3.6mmまでの感度範囲をカスタマイズ可能で、FPSやリズムゲームでの優れたパフォーマンスを提供します。
マグネットスイッチは耐久性に優れ、1億回のキーストライキング寿命を持ちます。DrunkDeerドライバーにより、キーのカスタマイズとバックライト効果の調整が可能です。
REALFORCE GX1
REALFORCEの新しいゲーマー向けモデル、GX1キーボードは静電容量無接点方式を採用し、独特の打ち心地で好評です。
Dual-APC機能: キーのオン位置を30段階(0.1mm~3.0mm)に調節可能で、新しい『Dynamic Mode』(ラピッドトリガー)を搭載。専用アプリでキーごとに設定が可能で、ストロークに応じてオン・オフの位置が調整されます。
静音スイッチ: 照光仕様の静音スイッチを採用し、打鍵感はそのままに打鍵音を静音化。マイクに打鍵音が乗りにくく、集中してゲームをプレイできます。
デザイン: 手入れがしやすいフローティングデザインとスチールフレームの採用で、堅牢さと安定感を兼ね備えたデザインです。
30gキー荷重: REALFORCEで一番キータッチが軽い荷重で、瞬発力を重視するプレイヤーや長時間のゲームプレイに適しています。
1億回以上の打鍵耐久性: 静電容量無接点方式スイッチによる1億回以上の高い打鍵耐久性を誇ります。
多彩なイルミネーション: ヒートマップ連動イルミネーションなど多くのパターンを標準装備し、専用ソフトウェアでカスタマイズ可能です。
Vulcan TKL
小さなフォームファクターを持つテンキーレスタイプでデスクが広がり、マウスを大きく動かせます。Titan Switch Mechanicalの滑らかなアクチュエーションが、業界最高水準の速度と反応性のバランスを実現。鮮やかなイルミネーション、エルゴノミックな薄型デザインも魅力です。
まとめ
以上紹介した通り、Valorantをより優位にプレイしたいならアクチュエーションポイントが短いキーボードを購入することをお勧めします。
ValorantなどのFPSゲームは1秒や0.1秒の世界で試合が大きく変わるので、より反応速度の速いゲーミングキーボードを購入するようにしましょう。
また、デバイス探しにぴったりな「デバイス館」と呼ばれるサイトも存在しますのでぜひご利用になってください。

最後までご覧いただきありがとうございまいた。
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