こんにちは、「くどうP」という名前で活動をしている青鮫です。
ボーカロイド曲は通称ボカロ曲ともいわれ、若者を中心に愛されているジャンルの一つです。
そんなボカロですが、必要なモノさえそろえていれば初心者でもボーカル有の曲を簡単に作曲することができるというところがボーカロイドの魅力です。
そこで、今回の記事ではボーカロイド曲を作るために必要なモノをいくつか紹介していきたいと思います。
「ボカロ」で作曲を始めるために必要なモノまとめ
ボーカロイドで作曲を始めるためにはいくつか必要なモノがあります。
必要な物リスト
●パソコン
●DAWソフト
●ボーカロイド音源(音声ライブラリ)
●ボーカルエディター
環境をそろえるだけでも10万円を超える大きな買い物となるため、失敗しないためにも商品の説明などをしっかり読むように心がけましょう。
パソコン
一応スマートフォンでも作曲自体は可能なのですが、自分で作曲して「Vocaloid」に歌わせるためには、DAWソフトが安定して使用できるほどのスペックを持ち合わせたパソコンが必要です。
DAWソフトによって必要スペックが変わるので必要スペックを以下の表にまとめました。
「Cubase Pro 13」で作曲するために必要なスペック | ||
OS | Windows | Windows 11 Version 22H2 (以降) Windows 10 Version 22H2 (以降) |
Mac | macOS Sonoma macOS Ventura macOS Monterey | |
CPU | Intel® Core™ i5 (第4世代) AMD Ryzen™ Apple Silicon | |
RAM | 8 GB |
「Studio One+」で作曲するために必要なスペック | ||
OS | Windows | Windows 11 Version 22H2 (以降) Windows 10 Version 22H2 (以降) |
Mac | macOS Sonoma macOS Ventura macOS Monterey | |
CPU | Intel® Core™ i5 (第4世代) AMD Ryzen™ Apple Silicon | |
RAM | 4 GB/8GB(推奨) |
DAWソフト
曲を作るためには、DAWソフト(Digital Audio Workstation)と呼ばれるDTM専用のソフトウェアが必要になります。
多くのボカロPアーティストの中ではCubaseやStudio Oneといったソフトウェアが定番です。
基本的にどのDAWソフトにもArtist版、Pro版、アカデミック版の3種類あり、使用できる特典もグレードによって変わってきます。
DAWソフトグレードの違い | |
Artist版 | 作曲を始めるのに基本的な機能が備わっています。値段は比較的安価である。 |
Pro版 | Artist版の上位版で作曲を始めるのに必要な機能に加えてさらに多くの音源、プラグイン、機能が付属しています。値段はArtist版よりも高価になる。 |
アカデミック版 | 学生向けに販売されているもので、基本的に商用利用で作曲をすることができないという制約付きです。 |
DAWソフトには、パッケージ版とダウンロード版の2種類あります。
パッケージ版とはその名の通り、パッケージで販売されているので家電量販店や楽器ショップ、Amazonなどから購入することが可能です。
ダウンロード版は公式サイトからオンラインで購入し、ダウンロードする必要があります。
ボーカロイドを作りたい人に向けてお勧めなDAWソフトをまとめてみました。
おすすめDAWソフト(パッケージ版) | ||||
ソフトウェア | 画像 | グレード | 価格 | 詳細 |
Cubase 13 | Artist版 | 39,600円 | Amazonで詳細を見る | |
Pro版 | 67,200円 | Amazonで詳細を見る | ||
アカデミック版 | 12,500円 | Amazonで詳細を見る | ||
Studio One 6 | Artist版 | 13,200円 | Amazonで詳細を見る | |
Pro版 | 52,800円 | Amazonで詳細を見る | ||
アカデミック版(Artist版) | 6,820円 | Amazonで詳細を見る | ||
アカデミック版 (Pro版) | 26,950円 | Amazonで詳細を見る |
ボーカロイド音源(音声ライブラリ)
VOCALOIDというのはヤマハが開発した歌声合成技術とソフトウェアのことを言います。
ボーカロイド初心者におすすめ(エディター付属) | ||||
シリーズ | 画像 | キャラ | 価格 | 詳細 |
VOCALOID | 初音ミク | 22,000円 | Amazonで詳細を見る | |
鏡音リン・レン | 22,000円 | Amazonで詳細を見る | ||
巡音ルカ | 17,600円 | Amazonで詳細を見る | ||
CeVIO AI | 可不 | 21,780円 | Amazonで詳細を見る | |
Synthesizer V | 重音テト | 10,780円 | Amazonで詳細を見る | |
メグ | 10,468円 | Amazonで詳細を見る |
すでにエディター付属の音声ライブラリを所持しているという方向けの単体版はこちら
ボーカロイド所持者におすすめ単体版(エディター未付属) | ||||
シリーズ | 画像 | キャラ | 価格 | 詳細 |
VOCALOID | Flower | 9,736円 | Amazonで詳細を見る | |
結月ゆかり | 19,745円 | Amazonで詳細を見る | ||
紲星あかり | 13,178円 | Amazonで詳細を見る | ||
メグ | 11,436円 | Amazonで詳細を見る |
ボーカルエディター
ボーカロイド音源(音声ライブラリ)でキャラに歌わせるためには、ボーカルエディター(音声エディター)と呼ばれるものが必要です。
エディターは付属している場合がほとんどですが、これがないと歌わせることができません。
現在エディターのみの販売はSynthesizer Vのみとなっています。
音声ライブラリ対応エディター | |||
シリーズ | 画像 | 対応のボーカルエディター | 販売状況 |
VOCALOID | Piapro Studio | 非売品 | |
CeVIO AI | CeVIO AI | 非売品 | |
Synthesizer V | Synthesizer V | 単品販売有り |
「ボカロ」で作曲を始めるためにあると便利な物
これから紹介するものはボカロ作成において絶対必要であるわけではなくあると便利なモノをまとめています。
オーディオインターフェース
オーディオインターフェースを接続することで楽器や音声を高音質なままでDAWソフト等で録音することができます。
また、オーディオインターフェースを経由することでヘッドホンやマイクなどの音質を向上させ、よりクリアな音を実現することができます。さらに、音の遅延を無くすことも可能で作曲をする人は絶対持っておきたいデバイスの一つです。
おすすめオーディオインターフェース | ||||
ブランド | 画像 | 商品名 | 価格 | 詳細 |
Roland | Roland RUBIX-22 | 20,900円 | Amazonで詳細を見る | |
FOCUSRITE | Focusrite Scarlett Solo | 23,177円 | Amazonで詳細を見る | |
MOTU | MOTU M2 | 33,990円 | Amazonで詳細を見る |
MIDIキーボード
直感的に作曲を進めたいという方に向けてMIDIキーボードというものをお勧めします。絶対必要というわけではないのですが、マウスでポチポチ打ち込むよりも直感的に打ち込むことができるので効率化することができます。
おすすめMIDIキーボード | ||||
ブランド | 画像 | 商品名 | 価格 | 詳細 |
M-Audio | Keystation Mini 32 MK3 | 5,682円 | Amazonで詳細を見る | |
Akai Professional | MPK mini mk3 | 11,980円 | Amazonで詳細を見る | |
KORG | microKEY | 7,700円 | Amazonで詳細を見る |
まとめ
今回の記事では、VOCALOID(ボカロ)で曲を作るのに必要なモノをいくつかまとめてみました。
ボカロを作るためには基本的にDAWソフト、音声ライブラリ、ボーカルエディターなどが必要でこれらがあればボカロを誰でも作ることができます。
さらにオーディオインターフェースやMIDIキーボードなどもあると作曲しやすくなったりするので同時に購入することをお勧めします。
今回、紹介した記事以外にも「音MADの作り方」などの記事も執筆しているのでぜひ参考にしてください。
また、私が作曲したボカロ曲をYoutubeに配信しているのでよかったらぜひご覧ください。